真夏の秋山郷和山岩魚釣りと鳥甲山
2017年8月6日(日)晴れ モテ先輩と念願の秋山郷和山への釣り紀行です。8時半に片瀬山を出発。12時に津南に出てお蕎麦屋さんに向かうが超満員で断念。栄村の道の駅でお蕎麦とあっこさんはマタタビをゲット。和山に到着し、雄山荘の山田さんご夫妻にご挨拶。砥石の話を伺って、夕方から本流に入る。17時に早速名人に当たりが。きれいな日光岩魚です。
17時50分にモテ先輩にも当たりが。尺にちょっと足りないぐらいの大物です。
18時にようやくクマにも。源流釣り師のクマには本流は慣れていなくて。。。
雨が降ってきましたが、まだまだ釣り師たちは続けます。名人の左手にはもう6匹のイワナが。
さあ帰りましょ。夕暮れ時の林道を雄山荘へ。温泉に入って20時から夕食です。こごみ、山ウド、山の幸がいっぱい。名人の岩魚の味は格別です。持参の東光の純米酒で乾杯。
秋山郷の熊打ち、キノコの話、音楽キャラバンの話と盛り上がり、夜は更けていきました。
8月7日(月)晴れ 6時に起床。快晴なので釣り師たちに沢は任せて、私は鳥甲山へ。お宿の朝食は8時からなので私は送ってくれるクマの車の中でパンにチーズを挟んで朝食とします。切明から奥志賀林道に入ってすぐのムジナ平登山口に7時20分。八王子ナンバーの車が一台だけ駐車してます。30分出発。クマ(´▽`)アリガト!!
夏草に覆われた登山口道からすぐに刈り払いの済んだ登りとなりブナやシラビソの大木が日陰を作ってくれています。
急登を登ること1時間、前方に岩場が。梯子が見えますが、その上はオーバーハング、左側に鎖がかかっていましたが、頼らずに3点確保で乗り越えます。フー。8時半に尾根に。
胸突き八丁の急坂を越え、細い尾根を越え、岩場のお花に見とれます。
また、急坂が始まり、岩尾根を乗り越えたうす暗い木々の中に白嵓の頭1944mでちょうど10時。ここからどんどん降るのです。せっかく登ったのに。。赤嵓が近くなります。
細い尾根を慎重に行くとあらまあ、ずどんと落ちてます。鎖がありますが。
こんな岩と灌木の烏帽子のような山々を越えていくのです。カミソリの刃渡りです。両側が落ちているし、向こうに新しい鎖が見えるのですが、こちらにはないし、腹這っていくの?一人だとやはり慎重になります。右手の下の灌木の根元に足を置いてワイヤーの端を抑えながらトラバースして向こう側の木につかまりながら道に戻りました。
全くヒヤヒヤです。また草付きの急坂を上っていると、単独行の人が下りてきました。たぶんムジナ平の車の人でしょう。えー!ここを下るのですか?もう二度と戻りたくないような細尾根でしたが、お気をつけて!登り切ると屋敷からの登山道と合わせます。道標がないのですが。山頂を目指します。風が強くなってお花畑を揺らします。
11時半山頂2038mです。アキアカネや蝶々が群舞しています。ツガの木の間から妙高、火打ちが見えています。ゼリーとチーズを食べて、さあ屋敷に下りましょ。赤嵓沢の源頭を眺めながらお花畑を下っていきます。マツムシソウも咲いて、アキアカネに護衛してもらって山はもう秋の気配です。急降下で大汗をかいて、うんざりしたところにクマからの連絡が入り、屋敷登山口にお迎えに来てもらいます。14時半、モテさんご夫妻の出迎えを受けて下山できました。お宿に帰りますと雨が降ってきました。温泉にゆっくり入れていただき、18時前に夕食。イギリスやアメリカでもテンカラが注目されていて、5月には釣り師が名人の撮影に来たそうです。その時の通訳の方が同宿されて話に花が咲いて夜は更けていきました。8月8日(火) 雨 台風が早まったみたいなので朝食後お宿を後にします。
夜半の大雨でミルクコーヒー色の濁流となった中津川を眺めながら津南に向かいます。途中の畑の中の直売所ではカジカの丸焼きも売ってます。ここまでくると雨は止んでいて朝採れのトウモロコシや枝豆、夏野菜をゲット。石打に出てモテさんゆかりの関興寺へ。苔むしたお庭と池のハスや桔梗の美しい立派なお寺です。ここの本堂でも音楽キャラバンをなさったとか。素敵な音色だったことでしょう。
さあ、浅貝へ向かい、団長のお墓参りです。お線香とお花とお酒をモテさんが用意され、あいにく福島屋のお母ちゃんはお留守だったので、お墓を探しますが、古いお墓ばかり。ネスケに電話して教えてもらいました。ゲレンデの右端の坂を上ったところでした。
浅貝を後にして、湯宿でお蕎麦をいただき、関越道、圏央道を順調に運転して夕方片瀬山に着きました。モテさん、あっこさんありがとうございました!鎌倉に帰宅して洗濯しながら蒸した枝豆は最高でした。もちろん岩魚も!
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