2016年6月6日(月)晴れ イワナと山菜に会いたいと晴れの予想の巻機山麓の清水に向かいました。3時起床3時半鎌倉出発。9時には清水峠登山口に到着。林道を歩き、登川上流に向かうと、流れが少ない。丸ノ沢に入る渡渉も3年前の流れの半分以下です。11時イワナが。
型の良いイワナがかかってくれました。美しい天然のイワナ。
6月ですが雪がなくて夏模様の大源太山が迎えてくれました。
山ウドや蕨、クレッソンを摘んで清水の上田屋さんへ。この山菜尽くしが食べたかったのです。イワナの南蛮漬け、蕨のショウガ風味、筍とゼンマイの煮物,フキノトウの黄身酢、こごみの酢の物、山菜マタタビてんぷら。地酒の高千代の純米吟醸巻機をいただきました。
おやすみなさい。
2016年6月7日晴れ 7時朝食、8時出発。いつも清水に入る道路から眺めていた金城山に登ります。宿のご主人から急登なので気をつけてと助言をいただきました。
槻岡寺観音山登山口200m 9:00-三合目9:45<1時間>-五合目-<1時間>-滝入ルート分岐11:20-金城山山頂1369m 12:30 山頂13:00-登山口15:00

8時50分観音山登山口に駐車。「どこまで行くのかねえ?展望台まででも大変だよ」と地元の方。まだ散歩気分が抜けていません。

急な階段を昇っていくとすぐに観音様、続いて展望台から塩沢の田んぼが広々と見渡せます。9時15分古い観音様が立ち並ぶ二合目です。

帰りに麓の槻岡寺で伺うと古くから観音信仰があり、像を地元の方が整備されたとか。ここから登山道に突入です。新潟の6月は暑いのです。もう28度ぐらいありそうで汗がしたたり落ちます。昨日の巻機山麓も金城山もこの赤いツツジが見事です。

登山道は刈払いしていただいたばかりのようです。感謝いたします。9時45分3合目の立派な赤松の下で一本。木の洞には大きなキノコが。

新潟の山がこんなに暑いとは、大きな蜂が突進してきます。蜘蛛の巣を払います。急登が続きます。4合目5合目がなかなか大変です。尾根を越えて向こうの山塊に入ります。

急登道にはトラロープまで張ってあります。暑くてもうポカリがなくなっちゃうよ。そんな時に根曲がりタケノコが。元気になって収穫です。イワカガミやアカモノに癒されます。

11時20分滝入りコースとの合流地点。このコースも大変そうですが岩峰の全容が見える北側にちょっと惹かれます。ブナ林の中、水場の標識があり、ほっとします。12時に崩壊地点を通過。

12時半金城山山頂です。

巻機山、越後三山の展望が。6月なのに雪が少ない。

この先に岩を乗り越えていくと避難小屋があるようです。おにぎりを一個頬張ってお昼に。頂上標識の下はすごい岩峰。もう汗も出きったので13時戻ります。

さあ鎖を伝って、急斜面を棒きれをストック代わりに下ります。途中の水場30mの標識で水を汲みに行きます。こんなに高いところなのに冷たい水が流れています。空になった水筒を満たし、ほっとしました。尾根に咲くウラジロヨウラク。ドウダンツツジかと思いました。

ザレ場で木の棒を木の根に取られて顔面制動。あらまあ鼻の下を切ってしまいました。おそ松くんみたい。やはり結構な急斜面が続きました。14時半に展望台に到着。ここで大きな望遠レンズで向こうの山をにらんでいるカメラマンと遭遇。環境調査でクマタカの営巣を捉えているそうです。イヌワシの幼鳥がカラスに襲われているところの映像もあるそうです。15時槻山寺から登山口に下山しました。お散歩どころではない1100ⅿの高低差で6時間の山行でした。ストックを忘れたのもこの暑さに水の足りなかったのも反省点でした。