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2014年8月18日 (月)

奥秩父 鶏冠谷左俣遡行~鶏冠山~出合

2014年8月15日 M君、マリー、kai君と5人で盛夏の沢登りプランですが、目論んでいた恋ノ㑨川は前線が居座っているので中止にし、奥秩父の沢、鶏冠谷に方向転換。朝2時半起床、3時に鎌倉を出発し、茅ヶ崎から北上し海老名ICから圏央道、八王子JCから勝沼へ。朝食のバゲットサンドを頬張りながら集合地のみとみ道の駅に5時。圏央道が通じたおかげで2時間で来てしまいました。マリーが車から出てきてくれておはよう!荷分けして、6時に西沢渓谷駐車場へ。2泊分の食糧テントの重い荷物を持って西沢渓谷を歩きます。釣り橋を渡ったところで鶏冠山への道標のあるふみあとに分け入ります。10分ほどで河原に出て30分で出合に着いてしまいました。今日は足慣らしという事で、鶏冠谷に入ります。

出合手前にテントを張り、荷物をデポして、日帰り装備に沢用具を付けて出発です。7時40分、鶏冠谷出合1157mから入渓。2014815740少し暗い感じですが、次々に釜を持った小滝が出てきます。2014815750昨夜、雨が降ったのか結構な水量です。12mの魚留の滝を右から巻き、大岩の滝を越え飯盛沢と分けます。20148158008時40分。豪快なナメ滝です。2014815840奥の飯盛り沢です。一本立てていると太陽が出てきました。奥秩父にしてよかった!2014815840okunomesimorisawaナメが続き、ひたひたと登ったり、へつったり。20148159009時、20mの逆くの字の滝。上段右壁のつるつるのところを横並びに残置されたシュリンゲをつかみながら落ち口にトラバースする難しい場所。kai君が果敢に攻めます。私たちは左から巻きます。2014815905gyakukunoji9時半トイ状ナメ滝を越え、2014815930ナメは続きます。2014815935倒木を渡ったり、なかなか変化に富んでいます。20148159409時40分二股です。右俣は戸渡尾根に抜けるようです。2014815950migimata左俣を辿り、10時10分大岩の滝はぬめっているので右の岩を這ったり、つかんだり、kai君、M君にロープを出してもらいました。2014815101010mの滝二つは小さく巻きますがちょっとヒヤヒヤ。11時10分一ノ沢を分け、20148151110二ノ沢との出合。11時半にパンにチーズをかじります。M君はしっかり地図読み。20148151130三の沢を分けると水量が減りますが、小滝を越え、2014815114011時50分、ナメをひたひたとkai君201481511504段20m滝を巻き、トイ状の滝を越えると水量が落ち、美味しい水を汲んで、さあ詰めです。沢状の地形を拾って、傾斜を挙げ、最後は花の落ちたシャクナゲの藪をこぐとヤッター尾根2144mです。13時10分。20148151315木賊山経由にする意見もありましたが、300mも登りかえさなければいけないので岩峰を越える鶏冠山に挑戦。沢靴を脱ぎ、軽いシューズで、鶏冠尾根に踏み出します。しゃくなげの踏み跡をたどり、14時10分鶏冠山2115m頂上です。この手書き看板がなければ分からなかった。しゃくなげの藪から出ていらした単独行の方に遭遇。大変ですが、気を付けてとのお言葉をいただきました。20148151420ここからが木を掴んでモンキー下りしたり、岩稜地帯に入るのですが、頂上ではほっとしたのでした。第三岩稜は巻き、へつってきた第二岩稜を望めます。20148151535_2 kai君がルートファインディング。この下でも単独の方に遭遇。一人だと何があるかわからない岩峰に単独で来るとは?2014815153616時に1986mのピョコを越え、1965mの第一岩峰です。しっかりした鎖がかかっているのですが、降りなので足場が見えないくらいの垂直な第一岩稜でした。20148151610ここからも急な下りが待っており、木を掴んだり、岩を抱きしめたりして下って行きます。こんな穏やかなところは足にやさしい落ち葉帯です。この後もトラロープのある地崩れ帯を通過したり、ルートファインディングを強いられます。2014815163017時半に一本点てて、穏やかな尾根を下り、出合に18時半に戻りました。ヤッター!
薄昏の中でテントを立て、kai君はターフを張り、焚火を着け、さあビールを飲みましょ。宮津のオイルサーデンタマネギ和え、フランクフルトソーセージを焼きます。夏野菜のオリーブ炒めに各種カレー。20時過ぎには眠くなり、おやすみなさい。ところが夜半に雨が降ってきてなんだかなあ、シュラフが濡れてるなあ。外で寝ていたクマとkai君はどうしたかしら?
8月16日 晴れ あらまあ、エアマットに水が溜まり、池の中で寝ていました。それでも7時まで寝ていられたんだから。さあ、干しましょ。昨日は鶏冠谷と鶏冠尾根でお腹いっぱい。今日から東沢釜ノ沢を甲武信まで行くつもりだったのですが、今日はまったりいたしましょ。8時半に朝食です。マリーとM君のにゅうめん角煮入りです。2014816840東沢に入渓する人が次々と出合に渡ってきます。ガイド登山の人も見受けられ、40人は入渓したのではないかしら。さすが人気の釜ノ沢です。天気も不安定だし、また、次の機会に行きましょ。
ランチにはクマの釣った山女魚、アマゴをオイル焼きにし、マリーと摘んできたミズを味噌和えにいたしましょ。kai君の食糧大袋からアンチョビが出てきたのでオリーブオイルで炒め、にゅうめんに絡めます。なんとおつなお味!お酒が欲しくなります。カマンベールとナッツ入りパンで〆。さあ、帰りますか。乾いたシュラフやテントを撤収。西沢渓谷駐車場までまったりと歩き、みとみで果物野菜を購入。デラウェアが200円、とても美味しゅうございました。笛吹の湯で温泉に浸かっていると突然の驟雨。お盆休みで渋滞中の中央高速をどうしようと思案。ゆっくりとしてからと、少し戻ったイノブタ料理の店に17時前に突入。お鍋とBBQをお願いしました。〆の手打ちうどんが美味しかった。イノブタは普通の豚肉と変わらないかも。M君のサジェッションで中央道は避けて、車の通らない暗い大菩薩峠を越えて丹波山から奥多摩に出て、日の出ICから圏央道に入り、海老名から茅ヶ崎に出て渋滞もなく10時半に帰宅しました。メンバーに恵まれ、天気にも恵まれ、素晴らしい鶏冠谷山でした。

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2014年8月 9日 (土)

奥秩父 滝川 

2014年8月5日 晴れ 急に奥秩父の沢へ行こうと決め、朝6時に鎌倉を出発。圏央道が海老名から通じたので今回は茅ヶ崎から行ってみる。茅ヶ崎から寒川北ICで降りるが、海老名までができていないのでどの道で行くのかなあ?何だか相模川を渡って厚木で乗り、海老名JCで圏央道に入り、八王子JCで中央道に乗りました。家から1時間で中央道なので相模湖回りよりは早いかな。7時半に初狩で富士山を眺めながらお握りで朝食。ここには笹子トンネル事故の慰霊碑がありました。9時に勝沼ICを出て。雁坂峠路へ。雁坂トンネルは730円です。10時に出会いの丘へ、この坂道で可愛らしい生き物発見、ムーミンみたい。2014841010天狗岩トンネルを下った路肩に駐車し、東大演習林の立札があるふみあとを下っていく。途中で沢に出会うところで赤布のある仕事路に入ってしまい、アレおかしいなとGPSをみると滝川を川又方面に歩いていました。30分のロスで沢のところまで戻り、先の急傾斜道を下ります。11時40分滝川にかかる釣り橋に出ました。2014841140滝川を遡行するには泳ぎやへつりが多いとのことで、目的の釣橋小屋跡まで仕事路があるかもしれないと、滝川には降りないで急な巻道を行きます。これがどんどん登って行き、演習林の赤布や仕事路やらわかりませんが、踏み跡が続いています。もう13時過ぎているし、GPSだと曲沢に近づいているようなので、曲沢の北尾根から下ります。途中から曲沢に入り、ようやく沢水に浸りますが、結構スリルのある下降です。20148414514時に滝川との合流点に降りました。ここから滝川を遡行し、今日は金山沢との合流点まで行こうと、ジャブジャブ渡渉を繰り返します。14時半左手から金山沢の流入口に到着。釜には岩魚もいそうなのでここにテンバを探します。2014841430金山沢の方も見ましたが、暗いので滝沢の左岸の高台にテンバを見つけ、河原で焚火とします。金山沢は苔むした秩父らしい姿です。水はここで汲みます。2014841430kanayamasawaクマは釣りに行き、私は設営、焚火を起こします。流木が豊富にあるので何とか点火しました。秩父岩魚は遊んでくれなかったようです。2014841720そんなこともあるかもとソーセージを焼きます。2014841810仕事路でいっぱい汗をかいたのでビールが美味しい。紫玉ねぎとトマトとオイルサーデンのサラダをいただき、付近に生えているミズを摘んでお味噌汁に。お赤飯を食べて珈琲で〆。朝早かったので20時には就寝。

8月6日 快晴 4時半に起床。クマはもう釣りをしています。トマト、おこげのあんかけ朝食をいただき、コーヒーが美味しい。片付けをしてどのように戻ろうかと検討。テンバの尾根を上がって黒岩尾根の登山道までよじ登るか、曲沢を登るか。やはり来た仕事路を辿ろうと。2014856307時前に曲沢まで滝川を渡渉して、曲沢を少し遡行したところから北尾根に取り付き、何とか仕事路に合流。ドンドコふみあとを辿ります。ところが、かなり来たところで踏み跡が切り立ったところに差し掛かりました。えーこんなやばいとこ通ってないよ。いや、通った。と言われてかなり決心をして踏み出しました。赤布はないし、尾根に登っていくし、変だよ。やはり間違い。引き返し、また切り立ったところを通らねばなりません。こわいよ!ザイルを出してもらい腰に巻き、クマに確保してもらって一歩一歩踏みしめて片足しか乗らない踏み跡?を戻りました。20分ぐらい戻って演習林の下の方に赤布を見つけ、釣り橋までドンドコ降りて行きました。12時になっていました。オニオンパンをかじり、クマが釣りをしている間、マルローの本を読んでいます。やはり釣果はなく、クマは水泳を始めました。2014851240さあ、帰りましょ。急坂を上り、20分ほどで国道に出ました。沢靴を脱ぎ、ホッ。今回はヒルのいる丹沢を避けて急に奥秩父に決めたので下調べが足らずに演習林歩きになってしまいました。去年の釜ノ沢の帰りにも寄ったみとみ道の駅で冷えたモモを齧って、美味しい!プラムやブドウを購入、果物の宝庫山梨でした。

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2014年8月 3日 (日)

針ノ木本谷~針ノ木峠越え~大雪渓~扇沢~白馬対岳館

2014年7月27日  針ノ木谷のテントで4時半起床。5時に棒ラーメン&餅とキュウリとトマトサラダをいただき、テント撤収。朝の谷は穏やかです。20147274406時出発。本谷と別れ、針ノ木峠への沢に入ったので水量が少なくなって楽に渡渉し、しばらく行くと雨が落ちてきたのでリーダーの掛け声で雨具装着。どんどん雨脚が強くなるが、沢が細くなってくるので増水の危険はないので黙々と渡っていく。しばらく沢沿いの黄色印を行くと、二股に出るが、黄色印がうっすらとあるので右沢を取り、次の二股で左沢に入り、ダケカンバの林から気持のよい尾根に出る。雨は時折止んでくれるのでダケカンバの下で一本。北海道以来のシラネアオイが美しい。2014727800siraneaoiダケカンバの林を雨にもめげず登って行きます。人がいない静かな山旅です。2014727805またお花畑に出ます。サンカヨウの白い花がひっそりと咲いています。2014727810sankayou次はミヤマキンポウゲ。晴れていればもっと楽しめたのかな。2014727812miyamakinpougeそろそろギッコの言っていた黒百合の群落に出会うかなと探しましたが、残念見つかりませんでした。だんだんよく踏まれた山道となり、人臭くなってきました。

9時に予定通り針ノ木小屋に出ました。雨足が強くなっているので休まずに降ります。2014727905
ジグザグ岩道を降り、大雪渓に入ろうとしましたら落石がホリさんの前をかすめて飛んでいきます。大丈夫ですか?かろうじて難を逃れました。雨で浮石が落ちてきたのでしょう。白馬大雪渓の班は大丈夫かしら?ここでホリさんは簡易アイゼンを着け、私たちはグリセードで降りたかったのですが、雨は強いし、二本ストックを付きながらステップを刻んで降りていきます。やはり雪の上は楽チンですが、クロユリを咥えてグリセードでの夢はかないませんでした。雪渓も終わりましたが、雨なのでどんどん降りていきます。途中の大沢小屋にも寄らずに降りていくと鳴沢の渡渉辺りで雨がやみ雨具を脱ぎます。広場に出てからが何の案内もないのでGPSで探して登山道にまた入り、バス道に出たり入ったりするうちにようやく扇沢のバスターミナルに出ました。12時着。予定通りでした。沢靴と登山靴を洗い、サンダルに履き替えて薬師の湯へ。駐車場でポチャさんたちに遭遇。ご一緒に温泉三昧いたしました。リンゴ酢ジュースご馳走様でした。ギッコに教えてもらったバス停前の商店街のお蕎麦屋さんへ向かいます。天ぷらそばをいただき、蕎麦湯を飲んで、さあ白馬対岳館へ。今晩の130名の夏合宿集合地です。夕方ボンボンの山荘でビールをご馳走になり、S君、ジェラ、キャプテン、ボンボン、私たち同期で白馬飯店で中華料理と紹興酒の夕飯をいただき、7時前に対岳館へ。ここの中庭は雰囲気もよく、130名が歓談し、山の歌を歌ってお開きとなりました。私は疲れていたのかお酒が受け付けなくなってお水を飲んでいました。Photoジェラに運転してもらって山荘に帰り、秋のプランの話などしながら眠ってしまいました。
7月28日 翌朝4時ごろから起きている人もあり、6時前にパスタとサラダの朝食をいただき、キャプテンが美しく洗い上げてくださり、8時にボンボンに感謝をこめてご挨拶して出発。白馬道の駅でお土産にお野菜を大量に仕入れ、クマが釣りをしたいというので大町から爺が岳スキー場方面の林道に入り、鹿島川の広い河原で遊び、大谷原の登山口まで行ってみて、戻り、源汲橋の下で竿を出すと小さなニジマスがかかりました。葉っぱにくるんで保冷パックで持ち帰り、鎌倉で美味しくいただきました。安曇野の清水で美味しいお蕎麦をいただき、長野道に乗りましたが、平日の昼間に路面工事をしていて一車線に。相模湖に16時。鎌倉に18時過ぎに帰宅いたしました。静かな山旅を満喫し、集合地ではたくさんの仲間に会い、充実の4日間でした。

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2014年8月 1日 (金)

平ノ小屋~針ノ木谷

2014年7月26日 快晴 平ノ小屋、4時半起床。5時朝食をしっかりいただき、6時の渡し船を待つ間に美味しいミントティをいただきました。モモちゃんまたね。2014726600渡し船とはいえ近代的です。五色が原からもう降りてきて読売新道を水晶へ行く方と私たち3人で渡し船へ。佐伯さんおはようございます。2014726610朝の湖は荘厳です。風ひとつない湖面に船跡波が綺麗に反射します。赤牛から水晶方面に雪渓が輝いています。2014726615akausi6時15分水晶方面の方と別れホリさんと3人で湖岸を西へ。梯子を上ったり下りたり、船着き場避難小屋を過ぎて梯子を降りると針ノ木谷です。釣り師が3人入っています。20147266457時、草原を分け入ると広い河原が庭園のようにクリスマスツリーを配置してありました。朝日に龍王方面が輝いています。2014726700最初だけは橋が架かっていたのです。後はホリさんは山靴で渡渉を繰り返し、南沢出合で釣り師たちと別れ、船窪からの若者にも会いましたが、ここまでです。2014726710針ノ木古道は人が入っていません。静かな山旅となりました。20147268501時間強の高巻はかなり長く感じられました。いくつの滝を越えたのでしょう。8時半ようやくザレ場を降りて河原まで出ると針ノ木からの岩稜が美しい。2014726855雪渓の向こうに渡渉です。ホリさんまだまだ渡渉は続きます。私たちは沢靴を持ってきて、ホリさんは山靴なのです。さすがホリさん、ざぶざぶ行きます。201472690510時に船窪乗越への出会いです。素晴らしく美味しい水が湧いていました。2014726101011時に本谷出合に着いてしまいました。峠まで行き、扇沢へも降りられる時間ですが、疲れがたまっていたのでここでビバークとします。ランチを食べ、適地を探します。日差しが暑くなってきたので木陰の風が通る場所を見つけました。お昼寝後、ゆっくりアペリティフをいただきながら夕食準備。宮崎の灰被り焼き鳥に山口のS君の紫玉ねぎ薄切りにオイルサーデン、カボスあえ。ハンガリーのフォワグラカナッペ。なんと豪華なのでしょう。20147261430クマとホリさんは焚火の前で就寝、私はテントを独り占めしておやすみなさい。星空が美しかったとか。

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