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2010年5月11日 (火)

栂池、白馬乗鞍、蓮華温泉山スキー

2010年5月4日 快晴 朝10時に鎌倉を出発。14時半長野で買い物。16時に白馬駅に向かう。ラッピーが山道具の店を大きくしたので立ち寄る。16時45分現役たちの白馬大雪渓山スキープランにおやきを差し入れする。2月にムラキまでシール初体験した2年生3年生がもう白馬Rimg0221w400まで登るというのです。若いって素晴らしい。後日登頂貫徹したとのメールがありました。 Rimg0222w800 栂池の途中の桜が満開でした。17時過ぎにシャンツェの前でS君と会い、栂池の湯に向かったS君。私達は塩の道を散歩しました。シャンツェではコゴミなどの山菜を前菜に自家製パンに手作りチーズと地豚のロースト、ダッチオーブンの地鶏、〆は自家製蕎麦を地酒とともに頂きました。

5月5日 快晴 自家製パンのほかほかと手作りジャムのヨーグルト、地卵の茸オムレツが美味しかった。車を車庫に置かせていただき、ゴンドラまで送ってもらう。8時に登山届けを提出して栂池自然園に向かう。9時自然園で危険地帯と雷鳥保護のお話を聞き、シールを貼って出発。Rimg0228 天狗が原に向かう人は10人ぐらい。小蓮華方面から金山沢に向かっている人も10人ぐらい。白馬が白く輝いています。25度以上の初夏です。Rimg0232 12時に白馬乗鞍岳山頂です。雷鳥も首を伸ばしていました。山頂でチーズとパンの昼食。5月5日はS君の誕生日!長野のリンゴパイでおめでとう!S君ザックからビールまで出てきました。Rimg0238w800 シールを外して白馬大池山荘まで滑り、ダケカンバの林を北に長いトラバース。3年前にチョボと来た時よりかなり雪が少ない。雪のある斜面を拾ってのトラバース。ようやく天狗の庭に出て、蓮華温泉の赤い屋根が見えます。まず尾根筋を滑ってみるとザラメの快適斜面。Rimg0252w800 Rimg0253w800 Rimg0256w800 途中から沢に入り、うねうねした雪面を石をよけながら滑ります。待つ間にクマが行者ニンニクを発見!ガレ場もものともせずに登っていきます。Rimg0260w800 15時半ロッジ到着!Rimg0262w800 お疲れ様でした!久しぶりの蓮華は空いていて広い温泉に一人でゆっくりと浸かります。夜は行者ニンニクのてんぷらにハンバーグ。S君は隣の30代の若者二人にお肉をあげちゃうのです。私は勿論完食。若者は明日は雪倉へ登り、木地屋にデポしてある車で栂池に帰るそうです。女性3人組は五輪高原に行くそうです。S君は明日は黄金の湯等の外湯めぐりをしているから行っておいでとのこと。7時には眠っていました。私も8時には就寝。

5月6日 快晴 朝5時過ぎに起きたS君はよく眠ったし足も痛くないので一緒に行くよと言うので朝日岳方面にスキー散歩に行く事にします。6時の朝食を頂き、ココアも入れて、6時45分スキーで出発。S君はサブザック。中尾根をのっこし、ブナの大木の中を兵馬の平に出ます。広い雪原の北に赤布があり、そこを過ぎて急斜面を滑り降りると瀬戸川。8時に橋の袂のブロックの上に乗ったクマの後にS君が乗り上げたところ、亀裂を避けようとしたS君がバランスを崩し転倒し、瀬戸川に滑落。Rimg0266w800 あっと言う間の出来事で、クマがすぐにスキーを脱いで、瀬戸川に入り、S君を救出。意識がなかった彼を呼びかけ、スキーを脱がし、ザックを外して、川から立たせてみる。ぼうっとなっていたが、一歩一歩歩けるようなので下流に3m行って、雪庇の低いところから上がり、ツェルトを引いて寝かせ、濡れたい服を替え、温かいものを飲んでもらう。痛がっているし、頭も切っているので、歩いて戻るのは無理と判断。8時半に私が携帯の繋がるところか蓮華温泉まで引き返すこととする。ズボ足で急坂を登り、兵馬の平に出ても携帯は繋がらない。真っ白な雪原がまぶしいがブナ林に入ると熊に出会うかもしれないし、大声で誰かいませんか?叫びながら何とか無事にと祈りながら歩く。10時に蓮華温泉に着き、支配人に救助をお願いする。真っ赤な顔だったのでしょう、宿の若者がお水をどうぞ。新潟県警に衛星電話で連絡してくれて、救助ヘリが飛べるかの返事を台所で待つ。お茶を頂き、県警の調べに答え、目印となるようなザックの色とかヤッケの色を連絡し、ザックをどうしようと考えている時に消防本部のヘリが11時10分に飛び立ち45分に現地に着くとの連絡が入る。私もすぐに現地に引き返し、45分に二人のところに戻りヘリが向かっていると伝える。S君は横たわってうなずいている。12時にヘリが到着。救助の二人がホバリングしているヘリから降りてきて、担架を広げ、酸素吸入して、4人でS君を持ち上げて担架に固定し、再び来たヘリからのワイヤーに繋げて担架とレンジャー一人が付き添ってヘリに運ばれた。担架をもう一人がザイルで確保していたが、もう一人もヘリに乗り込む前にそのザイルは残していったので、岩のくぼみにまとめておいた。12時半過ぎていた。ココアを飲み、関谷君のスキー板をクマが背負い、急坂をシールで登ります。14時半に蓮華温泉に着いて支配人にお礼を言い、これから木地屋に降りようと思うと伝えると4時間はかかるので暗くなるかもと。無理して二重遭難してもと今晩は泊めていただく事にする。衛星電話でS君の携帯に電話する。糸魚川の病院で手当てしてもらっているとのこと。Pから電話があり、奥様が夕方駆けつけてくれ、金沢の仲間も来てくれる事になった。

5月7日 雨 S君の荷物を支配人にお願いし、タクシーを木地屋に呼んでもらい、7時に蓮華温泉を木地屋に向けて出発。もうツアーコースの雪が消えているので林道をシールで行く。ヤッホー平の先の栂平でシールを外す。橋とか南斜面の雪がないのでスキーを脱いだり、着けたりを繰り返す。10時過ぎ白池に出る。幻想的な霧が漂っている。しばらく滑ると除雪車が入っており、雪を繋いで滑り、11時丁度にタクシーが林道に止まっていてくれました。12時に栂池のシャンツェに着き、ご挨拶して、携帯電話の充電をさせてもらい、びしょびしょ服を替えて、車で糸魚川に向かいます。14時前に糸魚川の病院に着き、G君からバトンタッチし、奥様にご挨拶する。サングラスが壊れて、目が腫れ、首も固定され、肋骨骨折、頭蓋骨陥没骨折とのこと。その日は糸魚川のホテルに泊まり、翌朝行くともう首の固定は外れて、お昼にはおかゆにおかずまで少しずつ食べていました。顔の腫れも引いており、色黒の身体が病人ではないように艶やかでした。息子さんたちも駆けつけて、久しぶりの対面です。後は後遺症がないようにと祈るばかりです。

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