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2008年9月21日 (日)

七ツ小屋裏沢

2008年9月13日 エリアマップ谷川岳 2万5千分の一地形図茂倉岳

4年前まで一緒に山荘祭接続の沢プランに行っていたウイチが8月に亡くなり、喪失感を抱えたまま9月になってしまいました。

鎌倉を4時半に出発、練馬インターより関越道に入る。3連休にもかかわらず渋滞もなく、8時に湯沢インター、当初の予定の万太郎本谷に向かうが小雨となる。吾作新道入り口まで行くが、湯沢の天気が雨50%となって万太郎本谷に入るのを諦める。1日で抜けられる5年前に登った太源太山北沢の隣の七つ小屋裏沢(エリアではシシコヤ沢)に転じる。土樽駅から大源太登山口の駐車場に9時。日帰り沢支度をして大源太登山道へ。20分で入渓地点。Dsc03703 9時45分に北沢を分けて七ツ小屋裏沢へ。雨の谷川の沢というとウイチと行ったナルミズ沢の奥のテンバで雨の中焚き火をしたことを思い出します。美しい渓を幾たびか共にできた幸せ。その彼がいないとは。。

9月で曇っていると水に浸かるのが冷たくてなるべく岩の上を行く。Dsc03704 すぐに3条の滝へ出る。Dsc03706 左岸から登る。倒木も上手く入って助かる。Dsc03707 登っていくうちに温かくなりしぶきも気にならなくなる。11時、3m滝の奥がゴルジュになっているので泳ぎたDsc03708くないし、高巻いて降り口を探ると古いお助け紐がぶら下がっていた。ザイルを出して懸垂下降で降りる。Dsc03710

次の3m滝がなかなか手強く、クマがついにザックを置いて左手よりパイルを叩きつけて上の岩の割れ目に食い込ませてようやく登る。ザイルにザックを縛りつけ持ち上げるが、滝の中で二転三転。身体を伸ばして引き上げる。ここで雨も降ってくるが、引き返しても高巻きがあるし空も明るいので上へ向かう。私もザイルをつけ、安心して滝横をよじ登る。あ~びしょびしょです。

Dsc03711 足がかり、手がかりの取りやすい滝が続き、次に3m、10mの滝となるが、右の草つきから巻く。草の根元を押さえて身体をあげていく。紫陽花もしっかり支えてくれました。Dsc03714

Dsc03716  2m3mの滝を越えていくと奥の二股になり、左の渓を辿るとついに根曲がりタケのヤブとなり、東に東に進路をとるが頭の上が見えない。30分が長く感じられたがついに2時半に湿原に飛び出す。

Dsc03718

もうここまで来ると稜線がすぐそこだが、まだまだ根曲がりタケが生い茂っています。Dsc03720 一番近い鞍部に狙いを定めて藪をこぎます。3時半稜線に出る。木道の上で登山靴に履替えていると鈴の音が聞こえて若者が一人縦走してきて蓬峠に泊まるそうです。清水峠から蓬峠のメインルートなのですが夏草がかぶさって余り人が入っていないようです。蓬峠の道を分けシシゴヤノ頭まで見晴らしの良い尾根道で、シシコヤの頭からの信玄ゆかりの道はよく刈り払いされた歩きやすい登山道で懐中電灯のお世話にならぬように走って降りました。6時に北沢の出会い。ここで少し釣りをし、車まで夕焼けの中を歩き、岩の湯で汗を流し、湯沢の中野屋でへぎ蕎麦をお腹一杯食べました。その夜は 吾作さんの銅像のある草地でテントを張り、9時間の山行の疲れを癒しました。Dsc03724_2 朝起きたら美味しい湧き水もあるではありませんか!

9月14日晴れ。今日は山荘に4時までに行かなければと、万太郎本谷を偵察。Dsc03726 Dsc03728 Dsc03729 晴れた渓は美しい!岩魚一匹をお土産に山荘に向かう。

ススキと萩が美しい吾作新道入り口。

山荘ではAさんが孟宗竹で花活けを作り、野の花を活けていらした。岩魚も骨酒にしてくださり、竹の酒器です。素敵な山荘に変身。山荘50周年を130名の仲間と祝い、奥のテント村に泊まりました。上海のタケ、日本の沢は素敵です。又一緒に行こうね。

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