« 平標山スキー・神楽中尾根ラッセルプラン | トップページ | 乗鞍岳山スキー »

2007年5月 6日 (日)

槍ヶ岳山スキー

2007年4月28日朝3時起床。タケとチョボを起こして、コーヒー飲んで3時45分鎌倉を出発。

5時45分相模湖インターから中央高速へ。7時30分松本着。エンチョーの待つ中尾高原へ。8時過ぎに新穂高。エンチョーは別館まほろばで優雅な朝食と朝風呂を召していらっしゃった!山支度をして新穂高林道入り口に向かい、登山届けを出す。リーダーが遠いが無料の村営駐車場を確保してくれる。

10時過ぎにスキーを担いで新穂高林道入り口を出発。雪がないとのことだったのでズックを選択。スキー靴をスキーにつけて担いだので初日の食料とシュラフが肩に食い込みます。小さな流れにクレッソンが芽を出して、40分で苔むした美味しい湧き水に到着。パンをほおばる。15分で穂高平小屋に到着。ここもやり過ごし10分ほど登ったところ、もう汗みずくと雨でぬれねずみ。突然、雷と横殴りの雹。リーダーの判断で穂高平小屋に避難。先頭を走って逃げ戻った私でした。小屋のドアを開け、ごめんください、失礼しますと声をかけたが無人でした。ぬれた衣服の上にフリースを着て乾かします。快適な小屋で次に避難してきた3人と私たち5人だけで雪が降る外を見ながらゆっくり過ごします。雪も止み、4時ごろ牧場を散策。霧が晴れて幽玄な雰囲気。夕食はスモーク牡蠣のサラダとカツカレー、ビフテキカレー(レトルトです)を味見しました。エンチョーの新製品山道具を鑑賞。夜外に出ると星空が美しい。明日は晴れそうです。18時就寝。

4月29日快晴。シュラフとコンロ、コッフェルをデポして、5時過ぎに歩き始める。Dsc02894 崖崩れ工事場を過ぎ、1時間ほどで雪道になりシール徒行。Dsc02896 マウンテンバイクが数台デポしてある。7時過ぎ白出沢出合。数パーティが入っている。ここから雪がついていない河原に出て、雪のある林に入るがスキーを外したり、つけたりいやらしい斜面で、エンチョー逆さ吊りにあう。スノーブリッジを渡り、滝谷避難小屋にDsc02897 8時過ぎ。滝谷のタケの勇姿(左写真)。Dsc02900 ここからは昨日の新雪がかぶった斜面を快適にシール登攀。9時50分槍平小屋到着。途中で出会った人の話では、昨日の雷で槍平冬季小屋に避難した人が多かったらしいが、テントを中に張っていたマナーの悪い人がいて遅れてきた人が難儀したらしい。

Dsc02903 ここから長い飛騨沢のシール登攀が始まります。暑いし、飛騨乗越までの1000mの標高差はつらいものがある。点々と登っていく人が見える。飛騨沢登りの急斜面で小さな鳥の群れが3000mの雪の峰を越えていくのを見ると勇気づけられます。飛騨乗越近くはアイスバーンでクトーがよく効いてくれました。強風の中、乗越15時着。風除けのため岩陰でアイゼンに履き替え、スキーを背負って槍ヶ岳小屋に15時半到着。5人とも疲労困憊。小屋の温かさが嬉しい。白樺の間を独占でき、ビールで乾杯。シールやスキー靴を乾燥室に入れているうちに17時に夕食。Dsc02908

夕日に映える槍ヶ岳

4月30日快晴。今日はメインイベントの日。まず大槍に登り、槍沢を滑りそれから飛騨沢滑降。7時に朝食とお弁当を頂き、8時にアイゼンとピッケルで槍ヶ岳山頂を目指します。カチカチ雪と岩がいやらしい。先に登っている人で混んでいます。上から雪の塊が落ちてくるし、リーダー判断ではしごの上の雪棚までになりました。Dsc02911降りるほうがいやらしい。岩用登攀靴に軽アイゼンの人が軽々と登ってくる。スキー兼用靴は氷には向かない。5月5日に新聞に槍ヶ岳山荘付近で滑落事故と掲載されていた。無事でよかった。Sassyouhyutte0430 9時登ってきた沢と反対の長野県側の槍沢を滑る。雪もよく快適な斜面。Yarinoborikaesi0430殺生ヒュッテ前から登り返す。

大槍の前の登り返し。Dsc02925

槍ヶ岳と別れて

飛騨沢へDsc02928 滑降

飛騨乗越アイスバーンを避けて雪質のよさそうなところからドロップイン。タケは果敢に高いところからドロップイン。もう、最高!斜度よし、雪よし、北アルプスの異次元の中、エンチョーが舞い、チョボが飛んでいきます。Hidasawakakkou0430

Dsc02934 笑顔が止まりません。ヤッホー!

Takidani0429 あっと言う間に滝谷まで滑り降りました。

Dsc02936

スノーブリッジから勢いあまってタケ落っこちの沢

11時に滝谷の避難小屋前で槍ヶ岳山荘の美味しい中華おこわ弁当をいただく。ビールも美味しく、沢の水でずぶぬれのタケはゼンとっかえしましたが、暖かな日でよかった。

白出沢を越え、林道にずばり出る渡渉点が見つからず、林の雪の急斜面を登るとひょっこり丸木の可愛い白出沢小屋が目に入った。

Hotakataira0430 14時穂高平山荘には明日から営業のため管理人さんが入っていました。デポしておいた荷物を詰め込み、すたこらさっさと新穂高へ。

15時半車を回収し、新穂高バスターミナル前の登山パトロール本部で下山届けを出す。双六小屋は閉めたままのようです。別館まほろばで温泉に入り、3日分の汗を流す。17時半の松本行きのバスに間に合うよう平湯温泉へ。ここで、エンチョー、チョボ、タケと別れ、私達は乗鞍高原のオレンジペコへ向かう。

お天気にも恵まれ、メンバーに恵まれ、素晴らしい槍ヶ岳スキーでした。

|

« 平標山スキー・神楽中尾根ラッセルプラン | トップページ | 乗鞍岳山スキー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 槍ヶ岳山スキー:

« 平標山スキー・神楽中尾根ラッセルプラン | トップページ | 乗鞍岳山スキー »